はむの備忘録

国内旅行と夜景鑑賞が好き。主にキヤノンのEOS 5D Mark IVで撮った写真をご紹介。

世界遺産を忠実再現、「レゴブロックで作った世界遺産展」へ。

気分は世界旅行。

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どうも、はむ(@_ham29_)です。函館・金森赤レンガ倉庫で4月20日から5月6日に行われていた『レゴブロック』で作った世界遺産展に行ってきました! 世界各地の遺産がレゴで再現されており、ちょっとした旅行気分です。

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目次:

世界28か国・45点の世界遺産

会場内には様々な作品が並んでいます。

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琉球王国のグスク及び関連遺産群

沖縄の「琉球王国のグスク及び関連遺産群」。首里城が再現されています。

世界遺産ストーリー
琉球王国のグスク及び関連遺産群は14世紀後半から18世紀末の間の琉球王国時代を表す遺跡群。首里城跡、座喜味城跡、今帰仁城跡、勝連城跡などの9つの遺産から構成され、沖縄本島の中部を中心に点在します。首里城は琉球王国の居城として、政治・経済・文化の中心的役割を果たしました。戦前は正殿が国宝に指定されていましたが、第二次世界大戦で焼失し、その後復元されました。

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古都グアナフアトとその銀鉱群

メキシコの「古都グアナフアトとその銀鉱群」。街並みがとても鮮やかです。街の奥にはピピラ像という像が建てられています。

世界遺産ストーリー
16世紀半ばに銀が発見され一攫千金を夢見た人々によって繁栄した町です。そのため都市計画がないまま無秩序に拡大していきました。もっとも象徴的なのは豪華な教会群です。バロック様式やメキシコ独自の様式で派手な装飾を施された数多くの教会や聖堂。かつて産出量で世界15%を占めた町の繁栄ぶりをいまに伝えています。

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アントニ・ガウディの作品群

スペインの「アントニ・ガウディの作品群」。サグラダファミリアが再現されています。

世界遺産ストーリー
建築家アントニ・ガウディ(1852年 - 1926年)は古今東西の折衷様式を唱えたモデルニスモの代表的存在。世界遺産に登録されている「アントニ・ガウディの作品群」は、ガウディ26才の時、パリの博覧会に出品したのをきっかけに設計・建築されたグエル公園、グエル邸および今回のレゴモデル作品となったサグラダファミリアの生誕の門と地下礼拝堂など一連の作品です。サグラダファミリアは、2026年のガウディ没後100周年にあわせた完成をめざして現在工事が急ピッチで進んでいます。内部の聖堂は既に完成し、ミサも執り行われています。

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ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂

イタリアの「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」。コロッセオが再現されています。2000年前の建造物が現存するというのは、感慨深いですね。ぜひ一度は見てみたい。

世界遺産ストーリー
ローマの起原は、伝説によると、紀元前753年4月21日にロムルスにより建国されたと言われています。その後現在に至るまで都市として機能し続け、都市の中の都市と呼ばれています。コロッセオは古代ローマ帝政時代の1世紀に作られた楕円形闘技場で、長径187.5m、短径156.5m、高さ48.5mで、当時4万人から7万人を収容していました。その後、ローマ帝国の衰退とともに放置されたり、中世には要塞、ルネサンス期には採石場となりましたが、18世紀にローマ教皇ベネディクトゥス14世により神聖な場所として保存され、建造から2000年経った現在も、永遠の都市ローマのシンボルとして、多くの人が訪れる場所の一つです。

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ピサのドゥオモ広場

イタリアの「ピサのドゥオモ広場」。ピサの斜塔が再現されています。この傾きを見ると、崩れてしまわないかちょっとヒヤヒヤします。

世界遺産ストーリー
ピサは、紀元前2世紀にローマ帝国の貿易拠点として始まり、11世紀~13世紀に栄えた都市です。高さ55m、直径17mの円筒形をしたピサの斜塔は、1173年に建築が始まり、建設中の地盤沈下が原因で傾き、2世紀後に、現在のような姿で完成しました。塔は年々傾きが増し、保存修復のためにさまざまな研究や試みが行われ、2001年終了の工事により、少なくとも300年は倒れる危険性がないとの見解が示されています。

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世界遺産のコラボ

厳島神社と富士山のコラボ。現実にはあり得ませんが、ちょっとおもしろい。

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モアイ像と自由の女神像。モアイ像がドット絵のように見えるのは私だけでしょうか(笑)

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金閣寺の後ろには、ジャイアントパンダが。とってもユニーク。

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地球と厳島神社。レゴで球体も再現できてしまうんですね。

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他にもいろいろ

静岡・山梨の「富士山」。近くで見るとグラデーションの表現がよくできているなあと感心しました。

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ジャイアントパンダ」。レゴの再現度は恐ろしい。

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自由の女神像」。冠もよくできています。さっき調べて知ったんですが、実は展望台が設置されているんだそうですよ。

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金閣寺」。細部までよく再現できています。ちょっと感動。

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無限の可能性を感じる

レゴでできた世界遺産たちを見ていて、なんだか世界旅行をしたような気分です。でも、実物を見て、レゴと比較するのも楽しそうですね。あー、旅行したい!

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出入口に展示されていた、エジプトの「アブ・シンベル」。

今回のカメラ機材

暗い室内での撮影には、フルサイズが有利ですね。