はむの備忘録

国内旅行と夜景鑑賞が好き。主にキヤノンのEOS 5D Mark IVで撮った写真をご紹介。

標準ズームレンズはこれに決めた! タムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2を購入!

札幌の夏を写し取る。

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どうも、はむ(@_ham29_)です。またまたレンズを買っちゃいました。今回は、タムロンの大口径標準ズームレンズ「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2」をレビューします。

キットレンズへの不満から

1年ちょっと前に購入した、EOS 5D Mark IV。レンズキットを購入したので、EF24-105mm F4L IS II USMがついてきました。がしかし、せっかくのフルサイズなのにF4というのはちょっと物足りない。それに逆光に弱いのも気になる。なので、F2.8の標準ズームレンズの購入を検討しました。
キヤノン純正は価格が高いし手ぶれ補正はないし......。となると、シグマの24-70mm F2.8 DG OS HSMタムロンのSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2で迷うところ。
手ぶれ補正を比較すると、シグマは4段なのに対し、タムロンは5段と、一歩上を行っています。さらに、SP 35mm F/1.8 Di VC USDやSP 15-30mm F2.8 Di VC USDといったタムロンレンズを愛用していることから、タムロンを選びました。ちなみに、購入価格は 11万円くらい。

大きさとしては、もともと使っていたEF24-105mm F4L IS II USMとほとんど変わりません。

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ただし、レンズの回転方向が純正と反対なので、慣れるまで時間がかかりそうです。

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小雨が降る、夜の大通公園で

さっそく、札幌の大通公園で写真を撮ってきました。この日は生憎の雨。そういえば、EOS 5D Mark IVを買って、初めて撮影した日も雨でした......。

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丸ボケの形は上々。SP 35mm F/1.8 Di VC USDのような玉ねぎボケが出ることもありません。

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雨の日は、足元を眺めるのが楽しい。

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雪の結晶のデザインの、マンホールのフタ。

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この写真はF11まで絞って撮影。ISO800・望遠端70mmで、1/8秒のシャッタースピードで撮影できました。上手い人ならもっと低速シャッターでも切れることでしょう。手持ちで夜景の光芒を楽しめるのは、かなりのメリット。それに、フレアやゴーストも目立たず、とても優秀です。

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テレビ塔から光が降り注ぐような雰囲気と、濡れて光が反射する路面に心をくすぐられます。雨でも積極的に撮影すると新たな発見が得られますね。

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お昼の街並みも

翌日も、大通公園周辺で撮影してきましたよ。名物のとうきびワゴンに集まる人たちと、記念撮影をする親子。

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花壇に咲く、メランポジューム。初めて名前を知りました。みんな知っているんでしょうか。

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1/4秒・F22・ISO50・望遠端70mmで撮影した噴水。手持ちでここまで撮れると、かなり撮影の幅が広がりますね。

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改修中の時計台

外壁の塗装の劣化などから、改修中の時計台。しばらくプリントされた時計台しか見えませんが、これはこれでレアかも。

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休館しているのは10月末まで。思えば、時計台の中を見学したことないかも。再開したら見に行こうかしら。

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爽やかな木漏れ日。

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赤れんが庁舎

ちょっと歩いて、赤れんが庁舎にやってきました。これは広角端・24mm。

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こっちは望遠端・70mm。

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入り口の門の前にある郵便ポストが、ちょっと雰囲気いい感じ。

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適度なボケ感。右側の葉っぱをよく見ると、キラキラとした玉ボケが出ています。

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庁舎の中に入ったところ。フォトジェニックな階段。

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趣ある電話ボックスの上に、現代的な無線LANルータが載っているのが、ちょっとおもしろい。

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階段を上がって二階へ。

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いたるところに絵が飾ってあります。

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お菓子でできた、赤れんが庁舎。4か月もの期間をかけて作られた作品のようです。つららの感じとか、よく表現されています。

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レンガの雰囲気や、積もった雪などなど。これ、すごいなあ。

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約3,500年前、縄文時代の土偶の複製。函館に著保内野遺跡というのがあるらしく、この土偶は北海道初の国宝指定されているんだそう。

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入り口のアーチでフレームっぽく写そうとしたけど、ここはもう少し広角がほしいところ。いや、ここはズームレンズに頼らず、足で稼がないとね。

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敷地内は自然が広がっています。

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ハスの花たち。

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これ一本で撮影できる、便利なレンズ

これまで24-70mm F2.8の性能のレンズは避けてきました。どうせだったらもっと明るい、単焦点レンズで撮りたいという気持ちがあったからです。でも、やっぱり一度使うと便利なんですよね。被写体にもよるけど、旅行のときこれ一本でも撮れちゃいそうです。
強力な手ぶれ補正は、大きなアドバンテージになります。これまで使ってきたEF24-105mm F4L IS II USMは偶数絞りですが、今回購入したSP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2は奇数絞りなので、夜景の表現をレンズによって変えられるのもメリットです。なにより、F2.8という明るさはとても助けられます。とりあえずこれ一本あればどうにかなるかな、と思うレンズです。

一方、今回の撮影で感じたデメリットもいくつか。AFがほんの若干遅く感じることと、手ぶれ補正のスイッチがゆるくて、いつの間にか設定が変わっていることがありました。これはSP 35mm F/1.8 Di VC USDを使ってきたのですでに想定していることでしたが。スイッチさえ気をつけていれば、とりあえず大丈夫そうです。

ここしばらくは旅行していませんでしたが、今月末からちょこちょこと旅行の予定があるので、使い倒したいと思います!

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今回の撮影機材

夏バテなのか、めっきり撮影に出かけることが少なくなりました。せっかくレンズ買ったし、気合入れて撮影しに行こっと。