はむの備忘録

国内旅行と夜景鑑賞が好き。主にキヤノンのEOS 5D Mark IVで撮った写真をご紹介。

台湾・憧れの九份夜景! さらに中正紀念堂の衛兵交代式も鑑賞しました!

台湾一人気と言っても過言ではない、フォトジェニックなスポットへ。

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どうも、はむ(@_ham29_)です。台湾旅行2日目。前日は夜に到着したので、本格的な観光はこの日からです。西門周辺を散策し、中正紀念堂の衛兵交代式の鑑賞、そして念願の九份の夜景を見てきました!

目次:

西門を散策

天天利美食坊の滷肉飯

まずは滷肉飯の人気店、天天利美食坊へ。

滷肉飯、魯肉飯、またルーローファンは、台湾の代表的なかけご飯。
本来バラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を台湾醤油、米酒 (米で作られた酒)、砂糖、油葱酥 (揚げた赤ねぎ)、干しエビや八角その他~、を食材に用いて甘辛い煮汁で煮込み、煮汁ごと白米の上に掛けた丼物である。日本の牛丼や親子丼のような主食で食べる丼物では無く惣菜と共に食べることが前提となっており器は丼より小ぶりな茶碗で供される。台湾では庶民から親しまれてほとんどの定食屋、食堂で提供されている料理である。
滷肉飯 - Wikipedia

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注文したのは滷肉飯 小 加煎蛋(ルーローファン 小サイズ 目玉焼きトッピング)。たしか35元、日本円で130円くらい。
甘じょっぱい感じのお肉の上には、半熟の目玉焼き。こんなの美味しいに決まっているじゃないですか! 日本人の味覚にも合う一品でした。

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阿宗麺線の大腸麺線

もう一店、別のお店でも食事してきました。阿宗麺線という、こちらも大人気のお店です。

大腸麺線(ダーチャンミェンシェン)
鰹ダシベースの梅ニンニクのような味のドロっとした特徴のある細い素麺料理。名前の通り「大腸」が輪切りになって入っている。西門町にある阿宗麵線が非常に有名である。性質上取り分けが難しく、店頭で取り分けている姿は一種のパフォーマンスともなっている。小椀(35元)と大椀(50元)がある。さらにトッピングとして辣椒(唐辛子)、蒜醤(ニンニク醤油)、烏酢(ウスターソースに似た調味料。黒酢とは異なる。)の3種類がある。
台湾料理 - Wikipedia

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麺がとっても細くて、カツオの香りがいいですね。大腸はプルプルで美味しい。でも、パクチーは苦手だなあ。レンゲですくって食べるんだけど、これがなかなか上手く食べられなくてむず痒い。

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赤レンガ造りの西門紅楼

ちらっと見ただけなんだけど、この建物は歴史的建造物なんだそう。でもそれよりも、右下の謎の広告(?)が気になって仕方がない。

西門紅楼(せいもんこうろう、さいもんこうろう、しーめんほんろう)は台北市西門町に建つ赤レンガ造の建築物。公式にはこの八角形の2階建ての建物を入り口とし、その背後に十字型の平屋の本体(ギャラリーをもった吹き抜けになっている)がコンバインした建築物および周辺広場で構成される一帯を包括して西門紅楼としている。日本による台湾統治の時代に近藤十郎の設計で建設された。文脈上、単純に紅楼とのみ表記されるケースもある。第三級古跡として認定されている歴史的建築物であるが、若者の集まる西門町のランドマーク的な存在でもある。
西門紅楼 - Wikipedia

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パワースポット、龍山寺

さらに歩いて着いたのは、龍山寺。地元の方や観光客で賑わっていました。

龍山寺(りゅうざんじ)は台湾の寺院。台湾各地に存在するが、本項では台北市万華区に位置する龍山寺を解説する。
正式には艋舺龍山寺(ばんかりゅうざんじ、マンカーロンシャンスー)と称するが、地元でも単に龍山寺と呼ばれることが多い。
1738年、福建省泉州から渡来した人々により、福建晋江安海龍山寺の分霊として創建された。日本統治時代の1919年に大規模な修繕が行われている、福建泉州からの大工棟梁の王益順が設計施工を担当した。台北市内で最古の寺院であり、国家古蹟であると共に、台北101、国立故宮博物院、中正紀念堂と並ぶ台北市の「四大外国人観光地」とされる。艋舺清水巌・大龍峒保安宮と並ぶ「台北の三大廟門」といわれる。
モウコウ龍山寺 - Wikipedia

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配られた線香に火をつけて、参拝しました。

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ちなみに、入り口の右側には、門前の滝というのがあって、美しさとパワーを感じました。

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とても立派な門に、電光掲示板がついているのがちょっと面白い。

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大人気の金峰魯肉飯

ちょっと距離は離れているけど、中正紀念堂まで歩いていきます。途中で気になった建物。建物の上に木があるのがスゴい。そして、スクーターだらけです。

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やってきたぞ金峰魯肉飯。中正紀念堂に行く前の、ランチタイムです。かなりの人気店で、けっこう並んでいます。でも回転が早くて、すぐ入店できました。

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オーダー表に書いて注文します。選んだのは魯肉飯の小サイズ、30元でした。日本円で約110円。朝食べた、天天利美食坊の滷肉飯とは雰囲気が違いますね。お肉には脂が乗った感じ。でもそんなにコッテリしていないので、サラサラ食べられちゃいます。そして、八角の香りがクセになります。

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中正紀念堂で衛兵交代式を鑑賞

ようやく、人気観光スポットの中正紀念堂にやってきました。

中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)は、中華民国台北市中正区に位置する初代総統である蒋介石の顕彰施設。
台湾の三大観光名所の1つであり、中国の伝統的な宮殿陵墓式が採用されている。中正紀念堂の「中正」とは蒋介石の本名である。
中正紀念堂 - Wikipedia

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中正紀念堂と、大きな広場。キレイに整備されています。

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中正紀念堂の階段を上って撮るとこんな感じ。

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中正紀念堂の中には、蒋介石の像があります。その左右では衛兵がピクリとも動かず護衛しています

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像の顔をよく見ると、優しく微笑んでいるようでした。

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1時間に一回、衛兵交代式が行われます。ひと目見ようとする観光客が絶えないため、正面から見たい人は数十分前から場所取りするとよさそうですね。私にはそんな忍耐など無いので、端から鑑賞しました。一糸乱れぬ動きに、感心することしきりでした。

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向かい合わせに、一時間立ち続けます。自分なら、5分と耐えられないな。

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展示室もありました。大きな肖像画。

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時間があまり無かったのでゆっくり鑑賞はできませんでしたが、説明書きに日本語もあるのはとても助かります。

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本堂以外にもいくつか建物がありました。こちらは国家音楽庁。

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こっちは国家戯劇院。

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夜景を見に、九份へ

中正紀念堂で予定よりも大幅に時間を使ってしまいました。ここからは、バスで九份に向かいます。かなり混雑していて、このバスには乗れず、次のバスに乗りました。

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運転は荒いし、クラクションを頻繁に鳴らしたりしていて、乗り心地は良くなかったです。でも、九份の街明かりが見えたときには、あと少しというホッとした気持ちと、ようやく見られるんだ、という高揚感がありました。

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九份のバス停のすぐ近くにある展望台からの眺め。

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ここのセブンイレブン、ガイドブックとかストリートビューで見たやつだ! と、ちょっと興奮。この小さい通路の奥には、たくさんのお店が連なっています。

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かなり日も暮れてきたので、急いで夜景の撮影スポットへ。そうだ、この景色だ!!
(「千と千尋の神隠し」に似ているという声が多いですが、公式には否定されているそうです。)

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この撮影スポットはもう大変な人だかりです。ホントに見れてよかったー。

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なんだかいい雰囲気じゃないかー!!

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無事に夜景を鑑賞できて安心したあと、適当に歩いていたら、街並みを見下ろせるスポットがありました。決してきらびやかではないけど、落ち着く夜景です。

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阿珠雪在焼の台湾風クレープ

たくさん飲食店があるので、このへんで少し休憩とします。気になっていた台湾風クレープを食べることに。お値段は40元。日本円で150円弱。

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クレープの中にはバニラアイスとピーナツの粉末、それにパクチーが入っています。なかなか斬新じゃない?

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袋で包んだあと、真ん中で切ってくれました。生地がモチモチでたまりません。ピーナツ風味で、とっても美味しい。パクチーは苦手だけど、そんなに主張は強くなかったので、これくらいならまあ問題なく食べられました。

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張記傳統魚丸の綜合魚丸湯

お次は魚のつみれスープ。4種のつみれが入っていました。けっこう歯ごたえがあります。身体が温まりました。

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九彬鉱山豆花の芋圍珍珠豆花

最後に食べたのはタロイモ団子。たぶん温かいのが人気なんだろうけど、冷たいのを頼んでみました。タロイモ団子+タピオカ+トウファ。50元。日本円で200円弱。

タロイモ団子が期待以上に美味しかったです。野暮ったいイメージだったけど、これがとても美味しい。ちなみに、タロイモ団子はちょっと温かかった。

あと、モチモチのタピオカでお腹が膨れますね。トウファは杏仁豆腐の味がないイメージって感じでしょうか。杏仁豆腐好きなので、トウファよりも杏仁豆腐を入れてもらえたほうが嬉しいかな。

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あと、近くに臭豆腐のお店があって、そのお店のニオイがたまに香ってきて気になりました。とんでもなく強烈なニオイなんですよ......。

基隆夜市に立ち寄り

九份から台北に向かうバスは大変な混雑なので、比較的空いている基隆行きのバスに乗って、少し夜市に立ち寄りました。基隆で降りたときの写真なんですが、この港付近はドブのような臭いで、けっこう辛かったな。

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港町ということもあって、夜市には海産物もたくさんありましたよ。

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かなり賑わっていますね。

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まず食べたのは、栄養サンドイッチ。55元。日本円で約200円。

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ほんのり甘めの揚げパンにハムやトマト、タマゴなど具材をたっぷり挟んだ一品。激ウマ。それでいて食べごたえも十分。こりゃいいぞ。

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こちらは台湾風てんぷら。4枚で35元。日本円で約130円。

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てんぷらとは言うけど、日本の天麩羅ではなくて、さつま揚げのような感じでした。カリッとした食感で、けっこう美味しい。ソースはちょっぴり辛いトマトソースのような感じ? ソースはつけないほうが美味しかったな。

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陳記泡泡氷というお店のアワアワ氷。きめ細かいかき氷ですね。たくさんのフレーバーの中から、ピーナッツ味を選びました。50元。日本円で180円弱。

なめらかだけど、少しシャリッとした食感もあります。ピーナッツの風味はとても美味しかったです。けっこう量も多くて、食べごたえありました。最高。

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食べなかったけど、お寿司もありましたよ。

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食べ物だけでなく、ゲームの屋台もありました。まるで毎日がお祭りの日のようです。

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ネコと目が合いました。

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基隆の街、短い滞在時間だったけど楽しめました。

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台北駅へ戻る

基隆からバスで台北駅へ戻ってきました。国光汽車客運というバス会社だったんですが、日本のような快適な乗り心地で驚きました。台湾でもこんなに丁寧な運転をするバス会社もあるのね、とちょっとビックリ。USB充電用のポートもあって、いいバスでした。

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光南大批發で台湾限定のボールペンを

台北駅近くにある光南大批發というお店に立ち寄りました。日本のドン・キホーテのようなお店で、CDやDVD、生活雑貨にお菓子まで取り扱っているお店です。

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たまたまネットで見つけて気になっていた、台湾限定のエナージェルを購入しました。名入れ無料って書いてあるんだけど、店員さんに10日以上かかると言われました。でも、店員さんは日本語で頑張って教えてくれて、感謝するばかりです。名入れはできなかったけど、ボールペンをゲットできただけでも十分うれしかったです。

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ホテルRELAX 台北駅前二番館に宿泊

この日宿泊したのはホテルRELAX 台北駅前二番館。Expediaで予約して、6,594円でした。フロントの方は日本語で応対してくれました。

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浴槽はなく、シャワーだけでした。

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サービスで置いてあったクラッカーと、萊爾富(ハイ・ライフ)という台湾のコンビニで買った黒松沙士というジュース。クラッカーはまあ無難なお味。黒松沙士はドクターペッパーのようなイメージで、湿布を飲んでいるかのような風味でした。好みはハッキリと分かれると思います。ちなみに私は飲んだあと、鼻血が出てきました。

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翌日は高雄観光へ

充実した一日を過ごせました。翌日は台北から新幹線を利用して、台湾の南にある高雄へ向かいます。人気観光地の龍虎塔に行ったり、高雄85ビル展望台で夜景を見たり、美麗島駅の美しい光のドームを鑑賞しましたよ。次回もお楽しみに。

今回のカメラ機材

九份の撮影スポットは大変な人混みで三脚を立てることは不可能に近いので、手ぶれ補正が強力なレンズがあると便利です。もちろん今回の写真はすべて手持ち撮影ですよ。

台湾旅行記一覧

1日目・人生初の海外ひとり旅、台湾へ行ってきました!
2日目・台湾・憧れの九份夜景! さらに中正紀念堂の衛兵交代式も鑑賞しました!(当記事)
3日目・台湾の南部・高雄を観光! 龍虎塔で厄除けして、夜景鑑賞、そして六合夜市へ!
4日目・台湾・世界4大博物館の国立故宮博物院で名宝を鑑賞し、士林夜市で食べ歩き!