はむの備忘録

国内旅行と夜景鑑賞が好き。主にキヤノンのEOS 5D Mark IVで撮った写真をご紹介。

苫小牧の工場夜景! 製油所と製紙工場、二つの夜景を楽しむ。

異世界のようなプラント群と、製紙工場の巨大な煙突に目を奪われる。

f:id:ham29:20170821161938j:plain

どうも、はむ(@_ham29_)です。
8月18日から8月20日の3日間、胆振総合振興局主催の「北海道いぶり二大工場夜景フォトツアー」に参加してきました。
夜景写真家の岩崎拓哉氏を講師に迎え、苫小牧と室蘭の工場夜景を撮影。
美しい夜景に心を打たれ、大変有意義な3日間でした。
今回は初日に撮影した、苫小牧の工場夜景をご紹介しますね。

目次:

晴海公園で景色の移り変わりを楽しむ

港にある公園で、日本最北端の製油所である出光興産の北海道製油所を見渡すことができるスポット。夜景写真がキレイに撮れると言われている「トワイライトタイム」に撮影しました。

トワイライトタイムは日没後の数分から数十分程度しかないため、構図を考えて時を待ちます。
草が生い茂っていて、虫が多いので、虫除けスプレーを用意するといいですね。

f:id:ham29:20170821161923j:plain

トワイライトタイムをむかえて、美しい青に染まりました。
タンクが並べられており、中には工事中のようなものもあります。
赤く輝いているのは、ガスを無害化させるときに出る「フレアスタック」という炎だそう。水面の反射が美しいですね。

f:id:ham29:20170821161928j:plain

ライトアップされたプラントは異世界のよう。

f:id:ham29:20170821161932j:plain

場所

今回はバスツアーでしたが、個人で訪れるならクルマがよさそうですね。
苫小牧駅から6キロほどの場所なので、ペーパードライバーの私としては、再訪するならレンタサイクルを利用しようかなあと考えています(ちょっと遠いけど)。

王子町ビュースポット

トワイライトタイムのあとは、王子製紙苫小牧工場の煙突を間近で撮影できるスポットへ。
200メートルもある煙突で、曇りの日には先端が見えないほどだそうですよ。

車両の光跡とともに

手前にはJR北海道の線路があり、長時間露光で列車の光跡を写しました。赤い光は、奥の車道を走るクルマのテールランプだと思います(撮影したあとに気づきました)。
空へと上っていく水蒸気も美しいですね。この製紙工場では、国内の新聞用紙の4分の1を供給しているんだそう。

f:id:ham29:20170821161948j:plain

手前の道路と一緒に写してみました。
緑色の光がいいアクセントになりました。

f:id:ham29:20170821161953j:plain

木材の流れる川!?

ビュースポットのすぐ近くに、こんなものがありました。
これは紙の材料となる木材を送るための水路で、巨大な貯木場から丸太を流しているようです。

f:id:ham29:20170821161943j:plain

JR北海道の車両基地も画になる

時間がギリギリになり、腰を据えて撮影できませんでしたが、ビュースポットすぐ近くにあるJR北海道の車両基地もフォトジェニックでした。反対側から撮れば煙突と一緒に写すこともできそうです(今度チャレンジしてみよう)。

f:id:ham29:20170821161958j:plain

場所

苫小牧駅から徒歩10分くらい。アクセスしやすくてオススメ。

お楽しみスポットで苫小牧市街を一望!

今回のツアーのため、通常は立ち入ることができないスポットにも足を運ぶことができました(諸般の事情により場所は秘密ですが、地元の人などはわかるかもしれませんね)。
王子製紙の煙突は、とても目立ちますね。そして、苫小牧市街の夜景がキラキラしています。

f:id:ham29:20170821162003j:plain

魚眼レンズでの一枚。苫小牧がこれほどまでにキラキラしているとは思ってもいませんでした。ずっと奥の方まで光り輝いています。

f:id:ham29:20170821162007j:plain

今度は望遠レンズで。少し風が吹いていて、水蒸気が右に流れています。

f:id:ham29:20170821162012j:plain

今回は王子製紙の方角ばかり撮影しましたが、このスポットは苫小牧市街を360度鑑賞できる大変すばらしいスポットでした。またいつか立ち入ることができる機会があればいいなあ。

苫小牧は工場夜景の穴場だった

北海道の工場夜景といえば室蘭が有名ですが、苫小牧も美しい工場夜景を楽しめました。
初めての工場夜景撮影でしたが楽しくて時間ギリギリまで夢中になって撮影しました。
翌日は苫小牧・室蘭観光を楽しんだあと、室蘭の工場夜景の撮影へと向かいます。

f:id:ham29:20170821162017j:plain

今回の撮影機材一覧

ちょっと重たかったです(笑)。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkIV ボディー EOS5DMK4

体力との相談にはなるでしょうけど、様々な画角のレンズを用意すると、定番な写真から個性的な構図の写真まで撮れますね。

Canon 標準ズームレンズ EF24-105mm F4L IS II USM

Canon 標準ズームレンズ EF24-105mm F4L IS II USM

手持ち撮影でも構いませんが、少しでもノイズを抑えたければ三脚とレリーズは用意したいです。荷物にはなるけど、写真のクオリティが格段に上がります。

Manfrotto プロ三脚 055シリーズ カーボン 4段 MT055CXPRO4

Manfrotto プロ三脚 055シリーズ カーボン 4段 MT055CXPRO4

Canon リモートスイッチ RS-80N3

Canon リモートスイッチ RS-80N3