鶴ヶ城跡・飯盛山・会津武家屋敷を巡る、会津若松の旅。
難攻不落の名城。
どうも、はむ(@_ham29_)です。前回の続きです。2020年1月3日、北海道&東日本パスで行く年末年始旅の5日目。会津若松を旅します。
目次:
- 朝ごはんは米沢名物を
- 福島駅から会津若松駅へ
- 会津若松を巡る
- 郡山へ向かう
- ますやの郡山ブラック
- ホテルロイヤル郡山に宿泊
- 翌日は仙台へ
- 今回のカメラ機材
- 2019-2020 年末年始 北東パスの旅 旅行記一覧
朝ごはんは米沢名物を
6時過ぎに起床しました。昨日、米沢で買ってきた牛肉どまん中を朝食にします。
これでもかとお肉たっぷり。牛そぼろと牛肉煮の2種類があります。たまらない。
福島駅から会津若松駅へ
さて、福島駅から会津若松駅に向かいます。
50分弱乗車し、郡山駅で乗り換え。鶴ヶ城が目印。
郡山駅からは1時間少々です。
会津若松を巡る
会津若松駅に着きました。駅前には白虎隊の銅像があります。
赤べこは喋ります。
あいづっこ宣言。この什の掟は町の各地にありました。
バスを待っている間、コーヒー牛乳を飲みました。甘さ控えめ。
飯盛山
まちなか周遊バスを使って、まずは飯盛山に行ってみました。長い階段が続いていて、その横には動く坂道が。ラクしちゃおうとも思ったけど、有料ということもあってか、誰一人使っていませんでした。なので歩きます。
看板もそうだし、アナウンスも動く坂道を勧める内容だったりして、随分と押しが強いです。
ちょっと気になっていたのがさざえ堂。一度通った所は二度通らない、とはどういうことなんだろう。
本州の人には見慣れているのかもしれないけど、道産子としては柿の木というのは新鮮な景色です。
さざえ堂を観覧
これがさざえ堂。
横から見るとこんな感じ。
ここから上ります。
螺旋状の通路が続きます。気を抜くと転びそう。
最上部からの景色。
天井にはたくさんの御札が。
不思議な構造で、たしかに人とすれ違うことなく降りてこられました。
ちなみに、向かいの建物で拝観料を払うんですが、そこのおばさんの語り口が独特で面白かったです。それも見どころのひとつかも。
白虎隊士自刃の地
さらに先に進んでいきます。
白虎隊士自刃の地。
白虎隊の像。見ている先には鶴ヶ城があります。
どこだ??
ありました。この写真ではたぶん分からないと思いますが、中央上部の白いアンテナ(?)の奥に鶴ヶ城が見えます。白虎隊はここから鶴ヶ城が落城したと思い、自刃したといいます。少年たちの大変な忠誠心に心打たれました。
会津武家屋敷
まちなか周遊バスで移動します。
やってきたのは会津武家屋敷。
姿三四郎のモデルとなった西郷四郎。とは言っても小説を読んだことはないんですが。もう少し勉強してから行くべきでした。
立派な屋敷。
西郷家の屋敷です。
玄関からして立派過ぎます。
会津藩の什の掟。
会津戦争により自刃した西郷頼母一族。
畳敷きのトイレとはスゴいな、と興味が湧きました。
緊急事態に備えていた、槍の間。
豪邸。
西郷頼母の妻、西郷千重子とその子供たち。遊ぶ姿を見ると、余計に悲しい気持ちになりました。
風呂場。お湯は台所で沸かしたものを手桶で運んでいたそう。なかなかの重労働ですね。火災予防とのことです。
大きな音を挙げる藩米精米所。水の重みを利用して動いています。よくできているなあ。
鶴ヶ城展望処。
目を凝らしてみると......見えました。
石風呂。
入り心地はどうなんだろう。
香寿庵の十割手打そば
バスで移動して、鶴ヶ城の近くまで来ました。時刻は14時近く。少し遅いランチにします。
香寿庵の会津白虎膳。
炊き込みご飯。
そば。
天ぷらには抹茶と海藻の2種の塩をつけて。
自分って案外そば好きなのかも、なんて思いました。
鶴ヶ城跡
本日のメインである、鶴ヶ城跡へ。
現存する天守閣では国内唯一の赤瓦の天守、なんだそうです。あいにくの小雨ですが、さっそく行ってみましょう。
最上階からの眺め。見晴らしがいいですね。
山々に囲まれています。
茶室麟閣
鶴ヶ城内にある茶室、麟閣へ。千利休の子、千少庵が建てたとされる茶室です。
お茶を飲むのを楽しむ部屋、なんて贅沢なんでしょう。
茶室ではありませんが、休憩所で抹茶をいただきました。お菓子は薯蕷(じょうよう)饅頭といって、米粉と山芋で生地を作っているそうです。美味しい。背伸びして抹茶を飲んだけど、なかなか慣れません。
小雨交じりではありましたが、楽しめました。
野口英世青春館
鶴ヶ城跡から歩いて、野口英世青春館に行ってみました。元は野口英世が手の手術を受けた病院だったんだそうです。
こじんまりとしていて、訪れたときは自分ひとりだけで貸し切り状態でした。野口英世といえば黄熱病の研究と、それから千円札の肖像画、くらいしか知りませんでしたが、ここに来ていろいろと知ることができました。幼少期に左手を大やけどしたけど、手術によって回復し、医師を目指すきっかけになったそうです。貧しい家庭でありながら、大変な勉強家だったようです。
興味深い資料も数多く展示されていました。
歴史に触れるのは楽しいことだなあと感じた一日でした。
桐のソースカツ丼
夕食は会津名物、ソースカツ丼をいただきます。
桐というお店のソースカツ丼。カツがめちゃ柔らかくて驚きました。。
郡山へ向かう
そろそろ会津若松駅を発ちます。いつかまた再訪したいです。
会津のマスコットキャラクター、赤べこのあかべぇ。
1時間かけ、郡山駅に着きました。
駅前イルミネーション。
楽都郡山。郡山って音楽のマチなんですね。
GoProイルミネーション。
ますやの郡山ブラック
駅前の繁華街(?)にある、ますやというラーメン屋へ。
郡山ブラックという醤油ラーメン。具材多いですね。麺は少し柔らかいような。
ホテルロイヤル郡山に宿泊
この日はホテルロイヤル郡山 に宿泊しました。
5階の禁煙シングルのお部屋。素泊まり3,000円でした。枕元にコンセントが無いのは不便ですね。
コンビニでご当地商品を買ってきました。酪王ハイ・カフェオレは通常品よりもさらに甘さ控えめです。
酪王牛乳アイスクリームは、牛乳の味だなあって感じるアイスでした(そりゃそうだよね)。シンプルな味わい。
セブンイレブンのミルクボックス。普通の食パンよりも一回り小さいサイズです。フィルムにクリームがたっぷり付いてしまうのがもったいない(行儀悪いですが舐めちゃいました)。ほんのり牛乳風味のクリームです。215キロカロリー、意外と低カロリー?
翌日は仙台へ
旅も終盤に差し掛かってきました。翌日は仙台へ移動。瑞鳳殿を鑑賞し、その後は牛タンや、ずんだ餅を堪能。そして、太平洋フェリーの新きたかみに乗船し、苫小牧へと向かう船旅。次回へ続く。
今回のカメラ機材
2019-2020 年末年始 北東パスの旅 旅行記一覧
1日目・北海道&東日本パスで7日間の鉄道旅へ。初日は札幌から函館まで。
2日目・大晦日、函館からフェリーで青森上陸。吹雪の中、新年を迎える。
3日目・元日は普通列車で青森から八戸、盛岡経由で大曲まで。
4日目・米沢牛や芋子煮そば、ふくしま餃子を食べる、東北の旅。
5日目・鶴ヶ城跡・飯盛山・会津武家屋敷を巡る、会津若松の旅。(当記事)
6日目・仙台で瑞鳳殿鑑賞、牛タンとずんだ餅を食べ、新きたかみで苫小牧港へ。
7日目・太平洋フェリーで仙台から苫小牧に到着。